屋根・外壁点検
赤外線外壁調査とは?仕組み・できること・条件を解説
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赤外線外壁調査とは、赤外線カメラで外壁の表面温度の違いを撮影し、タイルやモルタルの浮き・剥離が疑われる箇所を絞り込む調査です。ドローンに赤外線カメラを搭載すれば、足場を組まずに、広い外壁を短時間で確認できる場合があります。
仕組み
外壁の仕上げ材が下地から浮いていると、その部分には空気の層ができ、熱の伝わり方が周囲と変わります。日射で外壁が温まるときや、夕方以降に冷えていくときに、浮いている部分と健全な部分とで表面温度に差が生じます。赤外線カメラは、この温度の違いを画像として捉えます。
赤外線調査でできること
- 外壁タイル・モルタルなどの浮き・剥離が疑われる箇所の絞り込み
- 広い範囲を一度に確認し、詳しく見るべき場所の優先順位付け
- 画像として記録し、経年での比較に活用
注意点(できないこと・条件)
赤外線調査で分かるのは、表面温度から推定される「異常の候補」です。次の点に注意が必要です。
- 天候・時間帯の影響:日射の有無、気温、外壁と気温の差などの条件によって、温度差の出方が変わります。適した条件の日に実施します。
- 仕上げ材の違い:外壁の材質や仕上げによっては、温度差が出にくく、結果の判断が難しい場合があります。
- 確定診断ではない:浮きの有無・程度の確定には、必要に応じて打診などの近接確認を併用します。
ドローンで行うメリット
- 足場・高所作業車を使わずに、高層や広い面を撮影できる場合がある
- 建物全体を俯瞰して、気になる範囲を絞り込める
- 画像と撮影位置で整理して保存でき、次回との比較がしやすい
ドローン外壁調査全体の流れは ドローン外壁調査とは で解説しています。
料金の目安
当社の赤外線外壁調査の目安は 250円/㎡(最低料金 150,000円〜)です。詳しくは ドローン外壁調査の費用 をご覧ください。
法制度との関係
建築基準法に基づく定期調査の外壁調査では、国土交通省の告示の改正(令和4年)により、一定の条件のもとで、ドローンに搭載した赤外線装置による調査が調査方法の一つとして位置付けられています。調査に必要な資格や条件は建物によって異なるため、法定点検としての利用をご希望の場合は、事前にご相談ください。